頭皮の乾燥が薄毛やフケ、かゆみを招く!?カサカサ頭皮の原因と対策

「最近どうもフケや抜け毛が多い気がする…」
「頭がかゆくて、どうしても掻かずにはいられない!」
あなたは、そんな頭皮のトラブルを感じていませんか?

特に心当たりもないのに急に襲ってくるそんなトラブルは、もしかすると頭皮の「乾燥」が原因かもしれません!

頭皮が乾燥してしまう原因は、日頃のお手入れや気候など様々。
乾燥を放っておくと頭皮の健康状態はどんどん損なわれ、ひどい場合は薄毛に繋がってしまうこともあるのです…!

今回は頭皮の乾燥によって起こる様々なトラブルや乾燥の原因、そしてその対策をご紹介します。
砂漠のようなカサカサ頭皮を改善して、健康な頭皮を取り戻しましょう!

頭皮の乾燥は思わぬ頭皮トラブルを引き起こす!

原因不明だと思っていた頭皮のトラブル。
それは、もしかしたら乾燥が原因かもしれません。
ここからは、乾燥によって起こりやすい「頭皮のトラブル」をひとつずつ確認していきましょう。

頭皮トラブル:フケ

「フケ」は、頭皮からポロポロと剥がれ落ちてくる白い角質や老廃物のこと。
これは頭皮の健康状態に関わらず、新陳代謝の過程で誰でも多少は発生するものです。

しかし、「明らかに普段よりもフケの量が増えている」という人は要注意。
頭皮は乾燥すると新陳代謝が乱れてしまうため、通常よりも大量のフケが発生するようになります。
気付くと洋服の肩の部分にフケが白く積もっていたり、頭を掻くと爪にフケが詰まったり…そんな状態の人は、頭皮の乾燥を疑ってみましょう。

頭皮トラブル:かゆみ

頭皮には、刺激や細菌などから肌を守る「バリア機能」が備わっています。
しかし、頭皮が乾燥するとこのバリア機能が弱ってしまい、空気や皮脂、埃など些細なものにも刺激を受けて、強いかゆみを感じるようになってしまうのです。

そしてかゆいからといって頭を掻いてしまうと、それによって頭皮が傷付きさらにバリア機能は破壊されてしまいます。
また、頭皮を掻くことによって「ヒスタミン」というかゆみ物質も発生させてしまうため、かゆみの悪循環に陥ることに…。
かゆみを感じるときも、決して爪を立てて頭を掻きむしってはいけません。

頭皮トラブル:湿疹

乾燥によって頭皮のバリア機能が低下すると、細菌などが皮膚の内部に入ってしまい、湿疹や腫れなどを引き起こしやすくなります。
最初はかゆみだけで済んでいたのに、頭皮の状態が悪化していくことで刺激や細菌に耐え切れなくなり、ひどい赤みをともなう湿疹が出てしまうこともありますので、早めの対策が重要です。

頭皮トラブル:抜け毛・薄毛

髪の毛が正常なサイクルで生え変わり続けるためには、やはり頭皮が健康な状態であることが必要不可欠です。
しかし乾燥した頭皮というのは、バリア機能が低下して新陳代謝が滞っている、とても弱った状態。
そのような状態の頭皮は細菌やウイルスの影響によって湿疹などが発生しやすく、その結果ヘアサイクルが乱れて抜け毛が増えてしまうのです。

さらにひどいと、かゆみによる掻きむしりによって、毛根ごと髪の毛が抜けてしまうなんてことも…。

また、頭皮が乾燥してフケが多く発生するため、そのフケが毛穴に詰まってしまい抜け毛の原因になることもあります。

頭皮の乾燥を引き起こす原因

フケや湿疹など、頭皮の乾燥によって起こるトラブルはなかなか厄介なもの。
いったい、どうしてそんなことが起こってしまうのでしょうか?
ここからは、「頭皮の乾燥を引き起こす原因」について確認していきましょう。

シャンプーなどのヘアケア

頭皮の臭いや皮脂が気になって、一日に2回以上シャンプーをしたり、洗浄力の強いシャンプーを使ったりしているという人もいらっしゃるかもしれません。
しかしこれらの行動は、非常に頭皮の乾燥に繋がりやすいと言われています。

確かにシャンプーは不要な皮脂や汚れを洗い流して清潔にしてくれますが人の頭皮にはある程度の皮脂や保湿成分は必要不可欠のため、洗いすぎは良くありません。
また、ドライヤーの熱風を長時間当て続ける行為も、頭皮の水分を奪い乾燥に繋がります。

四季や湿度

季節の変化はどうしても人の体に影響を与えますが、最も頭皮が乾燥するのはやはり気温が下がって空気も乾きやすい「冬」だと言われています。
特定の日や時期だけに頭皮のトラブルを感じるという人は、それが冬の乾燥した時期や、湿度の低い日、乾いた風が強く吹いた日などではないか、一度意識してみると良いでしょう。

紫外線

空気が乾燥しやすいのは冬だとお伝えしましたが、実は夏場の「紫外線」による日焼けも頭皮にダメージを与えて乾燥を招きやすいと言われています。
「夏のほうが頭皮の調子が悪い…」という人は、紫外線によって頭皮が乾燥しやすいタイプなのかもしれません。

エアコン

室内にいる場合でも、空気の乾燥には注意が必要です。
特にエアコンは長時間つけっぱなしにしていると、知らない間にどんどん室内を乾燥させていきます。
また、エアコンの風が頭皮に直接当たると水分が蒸発していってしまいますので、座る位置には注意しましょう。

アレルギー

体質によっては、髪の毛を染めるカラー剤などに頭皮が反応してしまい、湿疹やかさつきなどのアレルギー反応が起きてしまうことがあります。
シャンプーやヘアケア用品なども同様です。
また、今まで使っていたものでも、頭皮が弱っているときは些細な刺激に対しても敏感に反応するようになりますので、急に乾燥がひどくなったり、かゆみなどが出てしまうこともあります。

老化

頭皮も顔などと同じ皮膚ですので、どうしても老化とともにハリや保水力を失っていきます。
顔には化粧水などを使う人が多いですが、頭皮の保湿ケアをしているという人はあまり多くないのが現状と言えるのではないでしょうか。
頭皮の老化防止も意識しておかないと、年齢とともに乾燥によるトラブルは増えていく一方かもしれませんね。

栄養不足

日々の栄養バランスが偏ると、頭皮の新陳代謝や血行が滞り、乾燥の原因となる場合があります。
また、糖分や油分の摂りすぎはフケや抜け毛を悪化させる原因になりますので、なるべく控えるようにしましょう。

病気(脂漏性皮膚炎)

頭皮にひどい乾燥やフケ、かゆみ、炎症を起こす病気に、「脂漏性(しろうせい)皮膚炎」というものがあります。
これは人間の皮膚にいる「マラセチア」というカビが原因で起こる皮膚疾患だと言われており、厳密に言うと、空気の乾燥やシャンプーなどが原因で起こる乾燥とは異なるものです。

しかしどちらもフケやかゆみなどの症状が出るため、「単なる乾燥だと思っていたら脂漏性皮膚炎だった!」とならないように注意が必要です。
脂漏性皮膚炎は頭皮だけでなく顔や脇の下などにも発症することがありますし、自然に治癒することはまずないため、皮膚科を受診する必要があります。

頭皮の乾燥対策と頭皮ケアの方法

頭皮の乾燥は決して他人事ではなく、気候や体調などによって誰の身にも起こりうるとても身近な問題です。
フケやかゆみ、抜け毛で慌ててしまう前に、きちんと対策やケアの方法を身に付けておきましょう。

シャンプーやヘアケアの方法を見直す

毎日のシャンプーは、頭皮の乾燥に大きく関わる要素のひとつです。
まず、基本的にシャンプーを使っての洗髪は、一日1回だけにするのが好ましいと言われています。
それ以上洗ってしまうと、必要な皮脂まで洗い流してしまい、頭皮の乾燥を招く原因となってしまうのです。

また、自分の頭皮に合わない洗浄力の強すぎるシャンプーをなんとなく使い続けてしまっていることで、頭皮が乾燥しているケースもあります。
頭皮の調子が優れない人は、比較的頭皮に優しいアミノ酸系のシャンプーに変えてみるのも良いでしょう。
そして洗髪を行う際は、以下の点に気を付けましょう。

【シャンプーで洗髪する際のポイント】

  • 熱いお湯は皮脂を奪うため、ぬるま湯程度のシャワーを使う
  • まずお湯で髪に付着した埃やゴミを洗い流す
  • シャンプーは手のひらの上で泡立ててから頭に乗せる
  • 頭皮を傷付けないように、洗うときは爪を立てず指の腹を使う
  • 血行を良くすると乾燥予防になるため、頭皮を揉むようにマッサージしながら洗う
  • シャンプーのすすぎ残しがあると毛穴に詰まってしまうため、しっかり泡を洗い流す
  • リンスやコンディショナーは頭皮に直接付かないようにする

洗い終わったら、頭皮から15~30cmほど離してドライヤーをかけましょう。
至近距離でドライヤーをかけると、熱で頭皮から水分が蒸発してしまいます。
また、髪が乾ききるまで温風を使うよりも、最後は冷風を使ったほうが頭皮が乾燥しにくくなります。
そして仕上げのブラッシングは、頭皮を傷付けないように優しく丁寧に行ってください。

室内を乾燥させすぎない

室内の湿度は外と違い、比較的自分でコントロールしやすいものなので、エアコンや加湿器をこまめに調整するようにしましょう。
特に冬と夏はエアコンをつけっぱなしにしないように注意してください。

冬ならストーブや厚着、夏なら扇風機を使うなど、なるべくエアコンに頼らない工夫をすると乾燥対策になります。
もちろん室温に関しては無理をしすぎてはいけませんが、エアコンを使うときは頭皮に直風が当たらないようにだけは気を付けましょう。

外気や日焼け(紫外線)から頭皮を守る

夏、強い紫外線を浴びて日焼けした素肌は、ダメージを受けてカサカサと乾燥することがありますよね。
それは、頭皮も例外ではありません。
しかも頭皮は直射日光を受けやすい場所にも関わらず、顔や腕などと違い日焼け止めを塗ることができませんので、帽子などで紫外線をガードするしかありません。

「帽子は蒸れるから被りたくない…」と感じる人もいるかもしれませんが、麦わら帽子など通気性が良い帽子をチョイスする、日傘をさす、外を歩くときはなるべく日陰を探すなど、できるだけ紫外線を避けるように心がけましょう。

また、冬の乾燥した空気や冷たい風に頭皮をさらすことも、乾燥に繋がります。
防寒も兼ねて、ニット帽などを被ると良いでしょう。

オイルやローションなどで保湿する

頭皮の乾燥がひどく、かゆみやフケを抑えたいと感じる場合には、頭皮用のオイルやローションなどを使用して保湿するのもおすすめです。

また、薄毛治療薬やシャンプーの使用、頭皮マッサージなどの薄毛対策を行ったことで、頭皮環境が整い、結果的に頭皮の乾燥が治ったというケースも見られます。
薄毛と頭皮の乾燥どちらも気になるという人は、同時に対策を行ったほうが効果的かもしれませんね。

しかし、頭皮の状態によっては、病院で処方されたローションなどを使って保湿や治療を行ったほうが良い場合もあります。
症状が重いと感じるときは、皮膚科を受診するようにしましょう。

必要な栄養を摂り、規則正しく生活する

健康な頭皮は、やはり食べ物や普段の生活から作られます。
食生活が偏っていると感じる人はまず改善し、その上で意識的に、頭皮に良い栄養素を食事に取り入れてみましょう。
頭皮の乾燥には、以下の栄養素が効果的だと言われています。

・コラーゲン
美容成分として有名なコラーゲンは、もちろん顔の皮膚だけでなく頭皮を整えるのにも重要です。
また、コラーゲンには血行を促進する効果があるため、新陳代謝を良くして頭皮の乾燥を改善する効果も期待できます。
コラーゲンを摂取しやすい食材は、手羽先、豚足、豚バラ肉、鶏皮、魚の皮、うなぎ、フカヒレ、ゼラチンなど
しかし、コラーゲンは体の中で生成されるときに、同時にビタミンCや鉄分を必要とします。
コラーゲンは、ビタミンCを含む柑橘類やキャベツ、トマト、鉄分を含むレバーや小松菜などと一緒に摂取するようにしましょう。
・大豆イソフラボン
様々な健康効果があると言われている大豆イソフラボンですが、実は大豆イソフラボンには健康な髪の毛を作る効果もあると言われているため、乾燥による薄毛が気になるという人は一度試してみるのもおすすめです。
また、大豆イソフラボンにも、頭皮の血行を促進する効果があると言われています。
大豆イソフラボンが含まれる食材は、豆腐や納豆、味噌、豆乳などの大豆製品です。

頭皮を健康に保つためには血行を促進させることが重要なのですが、これは食事だけで補いきれるものではありません。
例えば、血行は自律神経によってコントロールされているのですが、自律神経の働きには毎日の睡眠やストレスが大きく影響します。
睡眠不足が続いたりストレスがたまっていたりすると自律神経が乱れて血行が悪くなり、結果として頭皮にも悪い影響が出てしまいますので、規則正しい生活や適度なリフレッシュを心がけましょう。

いかがでしたか?

普段、頭皮の保湿ケアを意識的に行っているという人は少ないかもしれませんが、実は頭皮は様々な影響によって乾燥しやすい、とてもデリケートな部分です。

何気なく使っているシャンプーや、部屋の湿度、毎日の生活習慣などが、知らないうちに頭皮の乾燥を招いているかもしれません。

しかし、シャンプーの仕方や回数に気を付ける外に出るときは帽子を被るなど、少しの工夫で頭皮の乾燥は軽減することができます。

ひどい湿疹や抜け毛など大変なトラブルを招く前に、しっかりと頭皮の保湿ケアを行っていきましょう!